培養液の中で…
桜が散って新緑の季節となりましたね😊こちらは今日も雨です。
先週半ばからスッキリ晴れることが無く、今週の予報も軒並み雨。
春の長雨(菜種梅雨)の期間がずるずると伸びて、そのまま梅雨入りしてしまいそう。
さて、前回の続き始まります!
受精確認してから五日目。また培養室に電話します…。
私「もしもし、患者番号○○○○○、{私氏名}ですが受精卵の結果を聞きに連絡しました。」
培養士「はい。患者番号○○○○○、{私氏名}様ですね、確認いたしますので少々お待ちください」
「~♪~♪~♪」電話の保留音。
この待っている時間、本当に苦手😥期待と不安が入り混じって、叫びだしそうになる。 何回電話しても慣れませんでした。
培養士「…お待たせいたしました。{私氏名}様、今回お預かりした受精卵なのですが、
2つとも3日目8分割まで成長したのですが、残念ながらそこで成長が止まってしまい…培養中止となりました。」
私「…あ…はい、わかりました。ありがとうございました」
培養士「何か聞きたいことはありますか?何でもおっしゃってください。」
私「いえ、あの、大丈夫です。ありがとうございました。」
胚盤胞にはなりませんでした。
電話を切った後、
一つくらいはなってくれるんじゃないかな?とか思ってた。
全滅でもしょうがない。最初から上手くはいかないよ。
何か原因があったのかな?あったとしたら何だったんだろう、あ、それ培養士さんに聞けばよかったとか。
電話切るまでに我慢できて良かったなーとか思いながら泣きました。
期待してないよ、最初から上手くいくはずないって思いながらめちゃめちゃ期待してたみたい。
基本的に不妊治療のことは一回目の時点では親や友人には言っていなかったので
「どうだった?」と聞かれることが無かったのは幸いでした。
聞かれても明るく答える自信も無かったしね😅
その後友人や親には伝えたのですが、親には言わなければ良かったなと今は思います。
また、親とのことは、今日とは別に記事にしようと思います。
なので、今回の件を知っているのは夫だけ。
ひとしきり泣いて落ち着いたら、夫に連絡しました。
夫からはねぎらいの言葉と、私の気持ちへの共感と、帰ったら話そう。という旨の返信が来ました。
連絡してすぐに返信が来たので、夫もきっと今日の結果気になってしょうがなかったんだろうな…と思ってまた泣きました。
夫はその日残業せず帰ってきました。
手にはコンビニスイーツが入った袋をぶら下げて(笑)
こういう人だから私は今日まで不妊治療を続けてこれたのだと思います。
私達の挑戦はまだまだ続きます😆
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!