■
治療のはじまり②
その日の病院の帰り道、あー夫くんになんて言おうか…明るく言えることでもないし
重くなりすぎるのもなあ…なんてモヤモヤしながら帰ったのでした。
その夜、先生に言われたことを伝えると話をすごく真剣に聞いてくれて、
「わかった。治療がんばってみよう。僕は何をすればいい?次は一緒に行くよ」
いや、私の夫受け入れるのはやっ(嬉泣)夫のお陰で救われました。私の死んでた心速再生(笑)
「○○日の診察日に精液検査が必要なんだって。あと、タイミング療法の次の日にフーナーテストっていうのもやるらしいよ」
「わかった○○日ね。その日は半休とるよー。詳しくは当日先生に聞けるよね?」
という感じでわりとあっさり治療が始まったのでした。
ここでいくつか専門用語がでたのでまとめて説明しておきますね!(^^)!
1・精液検査
男性にマスターベーションしてもらい精液を専用のカップに採取します。二時間以内に病院に提出。精液量・精子数・運動率・奇形率を調べる検査です今はどこの病院でも自宅採精か院内採精選べると思いますが、病院によってはどちらか選んでもらうところや、コロナで自宅採精のみというところもありました。私たちは夫の希望でどの病院でも自宅採精を選択させて頂きました。
2・フーナー(ヒューナー)テスト
性交後検査、とも言い排卵日前に夫婦生活をもち、約12時間後に頸管粘液中に運動精子がどのくらいいるか観察できるかを見る検査です。
3・タイミング療法
基礎体温や卵子の大きさなどを計測しながら排卵を予測して性交タイミングを指導する方法です。経口の排卵誘発剤が処方されることもあります。
ブログが進むごとに専門用語は増えていきますので、その都度記していこうと思います。もしわかりにくかったらすいません🙇
さて次回は精液検査の結果とフーナーテストのお話です😊
■
治療のはじまり
こんにちは!りんです。私たち夫婦は比較的早い段階で不妊治療の専門病院にかかることになるのですが、今日はその時のお話をしようと思います。
2015年に入籍、2016年に挙式してその二か月後には県内の不妊治療専門病院の門をたたいていました。
夫とは年の差婚で、入籍した時点で私アラフォー夫はアラサーでしたので主に私の希望でまずは二人でブライダルチェックを受けました。
ブライダルチェックとはざっくり言うと妊娠前の健康診断のようなもので健康診断と同様の血液検査+ホルモン値+性病診断+子宮がん検査+風疹抗体の検査などになります。
私が最初に受診した病院はブライダルチェックの時点では夫は風疹抗体の検査のみで精液検査はありませんでしたが、病院によってはあるのかもしれません。
この時はまあ年齢的な面で心配もありましたが、自分より年齢が上の方でも、結婚してすぐ子供ができていたり、同い年の友人が二人目を妊娠したりしていたのでまあ何とかなるでしょーとかなり楽観的でした。結果を聞くまでは…
そして次の来院日診察室で先生と向き合った瞬間開口一番にいわれた言葉が
「ホルモン値が閉経と同じ数値です。卵子の残存数も少ないのでなるべく早く治療を始めた方がいい。」
もう5年以上経ちましたがあの告げられた瞬間は今も鮮明に思い出せるくらい忘れられないです。
そしてこの日からいよいよ本格的な治療がスタート❢します
初めまして
皆様こんにちは。りんと申します。
つい先日長いようで短かった戦いを終えることになりました。
不妊治療真っ只中の時にもブログ書いてみようかな…と思いつつ中々一歩を踏み出せ
ませんでした。
治療をあきらめた今何故書こうと思ったのか❓ですが、
まず一番は自分の気持ちの整理と、私が体験してきた治療内容やその中で感じたことが
もしかしたら今まさに治療を受けている方のお役に立てたら…と思ったからです。
子供を授かるor授からないで言ってしまうと残念ながら授からないまま終わってしまったので、こうしたら成功するよーうまくいくよーなんてことは書けませんが、
6年近く不妊治療に全振りした約6年のドタバタ(笑)をしたためていきたいと思います。
治療内容やその他諸々齟齬がないようにお伝えできるように資料とにらめっこしながら投稿していけたらと思いますので、のんびり更新になるかと思いますが、よろしくお願いします。