私、不妊治療辞めました

低AMH高FSHの私の治療記録

フーナーテスト結果

しばらくして患者番号を呼ばれます。最初は名前ではなく番号で呼ばれるのって違和感があってぼんやりしてると聞き逃したりして、いつでも診察券を確認できるように握りしめていたことを思い出します。

 

そうして診察室に通されると、大きな画面に私の子宮頚管内で撮られた映像がバーンと映し出されていました🙄

先生「りんさん、お疲れまでした。今日ね、検査を行ったんですけれどもこちらのビデオなんですが…」

りん「あ…これ動画なんですか?」

先生は言いにくそうに、

先生「そうです。写真に見えてしまうぐらい殆どの精子が動いてないんですね」

画面の端をズームしながらこちらと、こちらとなんて言いながら生きてる精子を見つけてくれたんだけど目視で数匹というところだった。

先生「この状態だと、今回せっかくタイミングを取っていただいたんですが妊娠率は低いと思います。」「ただ、男性はストレスがかかったり、普段の生活習慣などでも精液の数値は変わりやすいですし、前回の精液検査では問題が無かったのでご不安であれば男性用の漢方もお出しできます。」

夫「お願いします!」

さっきまで無言だった夫やっぱりショックだったよね…

りん「あの、先生私の頸管粘液のせいで精子が死んでしまったということではないんですか?」

先生「りんさんの方は今日は問題ありませんでした。先ほども申し上げましたが男性は繊細なところがありまして…夫さんだけでなくほとんどの方がちょっとしたことで数値が変動するんですよ。」「まずは漢方薬を飲んでみて、次の検査の時にもう一度精液検査をしてみてもいいかもしれないですね。」

りん・夫「わかりました。ありがとうございました。」

こうして初恥ずかし検査は終了しました。

夫はポーカーフェイスでしたが、やはり緊張と多少のショックがあったようです。

その日からきっちり漢方を飲んで、次の検査ではほぼ正常値に。この時期夫は仕事の忙しさもありましたが、期間限定の転勤も決まっていたのでかなりバタバタしていました。

 

その後3回ほどタイミングを行いましたがかすりもせず…タイムリミットとなり夫と共に転勤先へ。転勤先の近くには専門病院もなく転勤期間の約2年は自己タイミング法を行いましたがなんっにも起こらず。いよいよおしりに火がついたころ転勤先から戻ることになったのです。